結論から言います。僕の発信が続かなかった原因は、「ネタ」がなかったからではありませんでした。体験を記事という形に編集する「出口」が重すぎたことが原因でした。その出口を軽くする仕組みを作ったことで、今では平日毎日発信できるようになっています。
会社を経営していても、ひとりで事業をしていても、発信は「やったほうがいい」ではなく「やらなければいけない」ものだと感じている方は多いと思います。それでも続かない。続けようとするたびに苦しくなる。その感覚に心当たりがあるなら、これは僕の話であると同時に、あなたの話でもあるはずです。
※もし今、発信を頑張ろうとして苦しくなっている最中なら、お気軽にご相談ください。
なぜ僕は、どのメディアでも発信を続けられなかったのか?
体験を記事に「編集する」作業で、いつも詰まっていたからです。
僕はこれまで、note、Twitter、Podcast、YouTube、ブログ、Facebookと、発信できると言われるメディアにはほぼ全部挑戦してきました。どれも最初はやる気があって始めるのですが、続けているうちに同じ壁にぶつかります。「ネタ切れ」です。書きたいことがあった気はするのに、いざ書こうとすると何も出てこない。
さらに厄介だったのが、「そもそもこれは人前に出していい記事になっているのか」という不安でした。せっかく書いても、こんな内容を出していいのだろうかと迷って手が止まる。
一番苦しかったのは、面白いと感じた体験があっても、それを記事として編集しようとするとできないことでした。頭の中では「これは書ける」と思っているのに、いざパソコンに向かうと言葉にならない。そうこうしているうちに、その体験自体を忘れてしまう。結果として、「発信できるようなネタが自分なんかにはない」という思い込みだけが積み重なっていきました。
発信できない自分を、なぜここまで嫌だと感じていたのか?
発信が仕事に必要だと分かっていたのに、それができない自分に、「キラキラした人になれない」という劣等感を抱いていたからです。
発信で人生が変わったという話を読むと、最初はワクワクして「自分もやろう」と思えます。ただ、さっき書いた理由で発信がどんどん苦痛になり、やる気も頻度も下がっていく。そして今度は、発信できていない状態そのものに心がざわつくようになりました。
発信で人生を変えたと語る人たちのようにはなれない自分。それが本当に嫌でした。この感覚は一度きりの失敗ではなく、何年も同じパターンを繰り返してきたことで積もっていったものです。仕事のために必要だと分かっているからこそ、できていない自分への評価が厳しくなる。そういう悪循環でした。
書き続けられるようになった仕組みは、何を変えたのか?
発信の「出口」を軽くしたことで、考えることを「何を伝えるか」だけに絞れるようになりました。
僕が自分のために作ったのは、とてもシンプルな流れです。体験したことを、メモや会話の形でそのまま放り込む。構成を考えて下書きにするのはAIに任せる。自分は最後に読んで、違うところを直すだけ。
以前は、体験をどうまとめるか、どう編集するかという「出口」の部分で気が重くなっていました。それがかなり軽くなったので、考えるべきことが「何を伝えようか」「何を言おうか」という一点だけになりました。それだけで、発信への負担感がまったく違うものになったのです。
| 比べること | 仕組みを作る前 | 仕組みを作った後 |
|---|---|---|
| 発信の悩み | ネタ切れ、編集の途中で挫折、体験を忘れる | 体験をそのまま放り込むだけで記事の形になる |
| 発信の頻度 | 不定期で、続かない | 平日毎日 |
| 発信に向かう気持ち | 苦痛、義務感、自己嫌悪 | 楽しい、次は何を書こうかとワクワクする |
| 日常の見え方 | 特に変化なし | 「ここから学べることはないか」という目で見える |
ここで大事なのは、AIに「書いてもらう」のではなく、「編集を手伝ってもらう」ことです。中身は自分の体験と、自分がそのときどう感じたか。そこだけは人に任せられません。任せたのは、順番を考えて文章に整える部分だけです。
同じ仕組みは、会社の発信にもそのまま使えます。社内の人が話し、整えるのは外部やAI、最後の確認は社内。そういう体制を立ち上げることもお手伝いしています。
毎日発信できるようになって、日常の見え方まで変わったのか?
変わりました。「外に出ていこう」「いろんな体験をしよう」という目で、毎日を見られるようになったからです。
出口が軽くなったことで、日常の中で「これは記事のネタになるかもしれない」と感じる瞬間が増えました。この時間から何か学べることはないか、という目で毎日を見られるようになったのは、発信のためだけでなく、僕自身の生き方にとってもよい変化でした。
正直に言うと、書き始めた頃は、アクセス数のような数字の面で大きな成果は出ていませんでした。それでも、発信したいのに続けられず自己嫌悪に陥っていた、あの何年ものモヤモヤや、自分自身へのがっかりした気持ちが消えて、毎日を楽しく過ごせているという実感は、僕にとって数字以上に大きな価値があります。とにかく、発信そのものが楽しくなりました。
まとめ
僕がずっと苦しかったのは、発信するネタがなかったことではなく、体験を記事に変える「出口」が重すぎたことでした。その出口を軽くしただけで、発信は義務から楽しみに変わり、日常の見え方まで変わりました。もし同じように「発信したいのに続かない自分」に嫌気がさしているなら、原因は「ネタがないこと」ではないかもしれません。過去の僕と同じ思いを抱えている方にこそ、一度、出口の部分を疑ってみてほしいと思います。
よくある質問
Q. 発信が続かないのは、ネタがないからではないのですか? A. 多くの場合、ネタはあります。体験を記事の形に編集する作業が重すぎて、出口で止まっていることがほとんどです。
Q. AIに記事を書かせると、どこかで見たような内容になりませんか? A. 中身を自分の体験から出し、AIには構成と文章を整える部分だけを任せれば、自分らしい内容のまま続けられます。
Q. 文章を書くのが苦手でも、発信は続けられますか? A. 続けられます。自分の仕事は話すことと最後の確認だけにすれば、書くことが苦手な人ほど負担が軽くなります。
Q. アクセス数が伸びなくても、発信を続ける意味はありますか? A. あります。僕自身、数字以上に「続けられている」という実感が、自分への自信につながりました。
発信が続かない、というご相談をよく受けます。AIを活用して効率化しながら書く記事執筆代行という形でお手伝いすることもできます。

人材派遣・住宅設備(マイセット)・空間プロデュース会社UDS・島原観光ビューロー・コラビットと、マーケ担当不在の現場を渡り歩いてきた実務家。26歳でホームページ制作で独立し15年以上Web制作に従事。教育施設の立ち上げでは半年で受講生100人達成、島原観光ビューローでは観光情報発信サイトのディレクションや集客コンテンツを手がけ13年続いた観光コンテンツ(累計経済効果2億円超)を立ち上げ、コラビットには一人目マーケターとして入社し広告CPA65%削減・記事200本以上作成、その後マーケティングマネージャーとして年間数億円規模の予算を管理。現在は屋号デジマタクトでホームページ制作を入口に、AIを活用したマーケティングの仕組みごと提供し、中小企業の担当者1名でも運用できる体制づくりを支援。


