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LP(ランディングページ)・コンバージョン

LPにSEOは意味がない?「集客」と「コンバージョン」を混同していませんか?

公開日: 2026-06-11更新日: 2026-06-11
LPにSEOは意味がない?「集客」と「コンバージョン」を混同していませんか?

最近、LP(ランディングページ)デザイナーの方々と商談をする機会が増えています。そこで繰り返し耳にするのが、「クライアントから『LPにSEOを意識したキーワードを入れてほしい』と言われて困っている」というお話です。

同じような悩みを抱えるクライアントを数多く見てきました。集客設計から一緒に整理したい方はお気軽にどうぞ。

正直に申し上げます。LPにどれだけキーワードを詰め込んでも、検索結果で上位表示されることはほぼありません。

理由は非常にシンプルです。現在の検索エンジンは、たった1枚の独立したページを上位表示させることはないからです。

被リンク(外部サイトからのリンク)がなく、E-E-A-T(専門性や信頼性など)を証明できるようなコンテンツの厚みも深みも出せないページは、Googleから評価されにくくなっています。

LPの役割とは?

LPの役割は「コンバージョン」だけです。

そもそも、LPとは何でしょうか。私はこのように定義しています。

「広告やSNS、パートナーセールスなどで集めてきた見込み客を、コンバージョン(成約)させるためのもの」

つまり、LPには「コンバージョンさせる機能」しかありません。

成果が出ずに行き詰まっている方は、LPに「集客+コンバージョン」の両方の機能があると思い込んでしまいがちです。しかし、集客はLPの手前にある「まったく別の施策」です。この2つを混同してしまうことが、LP制作に多くのリソースを注いでも成果が出ない大きな原因になっています。

私自身が経験したLPとSEOの体験談とは?

これは、私が会社員時代にマーケターとして関わった、あるSaaS企業での実話です。 当時の社長は、「LPにSEO効果のあるキーワードを戦略的に埋め込むべきだ」と強く主張していました。しかし、どれだけLPを作り込んでもアクセスは集まらず、当然売れないという状態が続いていたのです。

そこで私は、LPとSEOの根本的な関係性を説明し、「リスティング広告×LP運用」の組み合わせへの切り替えを提案しました。すると、すぐにコンバージョンが出始めたのです。問題はLPの出来栄えではなく、「集客の設計」が間違っていたことでした。

同じように「LPは作ったのに集客が伸びない」という状況に心当たりがあれば、一度状況を聞かせてください。

個人事業主が今すぐ取るべき行動

では、リソースに限りのある個人事業主の方は、これからどう行動すればいいのでしょうか。

まずは、無料で始められる「SNS×LP」の組み合わせが現実的なスタートラインになります。ただし、SNSは成果が出るまでに時間がかかり、アルゴリズムに左右されやすくコントロールしにくいという側面もあります。そのため、できれば少額からでも広告を運用することをおすすめします。

予算に限りのある初期段階であれば、「リスティング広告」が最適です。月2〜3万円からでも十分に始められます。

この段階での目的は、大きな売上をあげることではありません。「市場の需要を検証すること」と「キャッチコピーの精度を高めること」です。 運用を続ける中で、反応の良いキャッチコピーが見えてきて、CPA(顧客獲得単価)がLTV(顧客生涯価値)を下回ることが実証できたら、そこから月10万円以上へと一気に予算のアクセルを踏めばいいのです。

LP制作に予算をかける前に、まずは「集客の設計」を見直してみてください。 LPはユーザーをゴールへ導くための「最後の一押し」であり、入口ではないのです。

まとめ

今回の内容を重要なポイントとして3つにまとめます。

  • LPにSEO効果は期待できない: 検索エンジンは1枚だけのページを評価しにくいため、キーワードの詰め込みは意味がありません。
  • 「集客」と「コンバージョン」を切り離す: LPの役割は、集まってきたユーザーを成約させること(出口)です。集客(入り口)は別の施策として設計する必要があります。
  • まずは少額の広告から検証する: 個人事業主の方は、月2〜3万円のリスティング広告などで「需要」と「キャッチコピーの反応」をテストし、手応えを掴んでから予算を拡大していくのが最も効率的です。

「良いLPを作ったのに成果が出ない」と悩んでいる方は、ぜひ一度、LPの手前にある「集客の仕組み」を見直してみてくださいね。

集客の設計に迷ったときは、ひとりで悩まず一緒に見直しましょう。

寺尾講平
寺尾講平

人材派遣・住宅設備(マイセット)・空間プロデュース会社UDS・島原観光ビューロー・コラビットと、マーケ担当不在の現場を渡り歩いてきた実務家。26歳でホームページ制作で独立し15年以上Web制作に従事。教育施設の立ち上げでは半年で受講生100人達成、島原観光ビューローでは観光情報発信サイトのディレクションや集客コンテンツを手がけ13年続いた観光コンテンツ(累計経済効果2億円超)を立ち上げ、コラビットには一人目マーケターとして入社し広告CPA65%削減・記事200本以上作成、その後マーケティングマネージャーとして年間数億円規模の予算を管理。現在は屋号デジマタクトでホームページ制作を入口に、AIを活用したマーケティングの仕組みごと提供し、中小企業の担当者1名でも運用できる体制づくりを支援。

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