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ホームページ制作会社の選び方|安さで選ぶと後悔する理由と見分け方

公開日: 2026-08-21更新日: 2026-08-21
ホームページ制作会社の選び方|安さで選ぶと後悔する理由と見分け方

結論から言うと、ホームページ制作会社は「価格」ではなく「公開後の集客まで一緒に考えてくれるかどうか」で選ぶべきです。安さだけで選ぶと、ファイルだけ渡されて公開作業を自分でやる羽目になったり、後からSNS連携やLP化のために追加費用がかかったりします。

マーケ担当がいない中小企業では、ホームページ制作の意思決定を社長自身や現場の部長職が手探りで行うことが多いはずです。相見積もりを取っても「何を基準に選べばいいのか」がわからないまま、価格とデザインの好みだけで決めてしまう。僕自身、そうやって選んだ結果に困っている経営者を実際に見てきました。この記事では、その具体的な失敗パターンと、見分け方の基準をお伝えします。

※もし今まさにホームページ制作会社選びで迷っているなら、無料相談で一緒に整理することもできます。

ホームページ制作の相場はいくらが適正なのか?

結論として、ホームページ制作の相場は「あってないようなもの」で、目的や依頼先によって数万円から1,000万円以上まで大きく振れます。実際の調査でも、依頼先によって5万円〜300万円以上、目的によっては10万円〜1,000万円と幅があると報告されています(出典:Web幹事)。中小企業が集客目的でホームページを作る場合は、30万円〜50万円前後が最もコストパフォーマンスに優れた選択肢とされています(出典:Web幹事)。

ただし、ここ数年でAIコーディングの普及によって、この相場観自体が揺らいでいます。従来は初期費用30万円〜100万円が相場だった制作が、AIツールの活用によって年間6万円以下に抑えられるケースも出てきました(出典:rise-co.info)。つまり「安い=怪しい」と単純に言えなくなっているのが今の状況です。

とはいえ、20万円を切る見積もりには注意が必要だと僕は考えています。AIコーディングをうまく活用して利益を確保しながら安価にやっている制作会社ならまだいいのですが、10万円を切ってくるところは、公開までの運用や集客の提案を持たない「ただのホームページ屋さん」であることがほとんどです。銀行融資のためなど「とりあえず形があればいい」という目的ならそれでも構いません。ですが、集客や採用力強化のためにホームページを作るなら、価格の安さだけで選ぶと後で高くつきます。

価格帯別に見るホームページ制作会社のリスクレベル
価格帯の目安 想定される制作内容 発注前に確認すべきこと
〜10万円 テンプレート適用中心、AIコーディング活用 公開後の集客提案があるか。なければファイル納品のみで終わる可能性が高い
10万〜20万円 簡易なサイト公開のみ サーバー・ドメイン契約や公開作業まで対応してくれるか
30万〜50万円 中小企業の集客目的として最もコスパが良いとされる帯 事業目的のヒアリングの深さ
80万円以上 中規模サイト一式、機能・SEO込み マーケティング施策全体との連携提案があるか

悪い業者に依頼すると実際に何が起きるのか?

結論として、悪い業者に依頼すると「ファイルだけ渡されて自分では何もできない」状態や、「後から追加費用がかさむ」状態のどちらかに陥ります。

僕が実際に相談を受けたケースでは、ある経営者がホームページ制作を依頼した業者から、完成したファイル一式を渡されただけで終わっていました。サーバー契約もドメイン契約も公開作業も、すべて発注者側に丸投げされていたのです。詳しければそもそも業者に発注しないわけで、その経営者はどう手をつけていいかわからないまま、数万円とはいえお金と時間だけが出ていき、肝心の「公開する」という目的が達成できずに途方に暮れていました。結局、公開まわりの設定と契約の代行を僕が引き受けることになりました。

こうした「丸投げ」は珍しい話ではないようです。中小企業のホームページ制作の失敗事例として、目的が曖昧なまま制作が進んでしまうことや、制作会社に丸投げしてしまうことが典型的な失敗パターンとして挙げられています(出典:セブンデザイン)。

もう一つよくあるのが、マーケティング視点を持たない業者に依頼した結果、後から追加費用がかかるパターンです。たとえば、公開後にSNS連携(インスタ投稿の自動同期など)が欲しくなって機能追加を依頼すると、それだけで数万円かかります。さらに大きいのが、広告のランディングページとしてサービス紹介ページをそのまま流用しようとしたケースです。ファーストビューにCTA(行動喚起)がない、キャッチコピーが機能紹介に終始していてベネフィットに触れていない、といった理由で作り直しになり、数十万円の追加費用が発生することもあります。制作中であればコピーの修正は制作料金内に収まりますが、一度完成したものを直すとなると、別途修正費用がかかってしまうのです。

こうした話は僕だけが見ている特殊なケースではなく、アクセスはあるのに問い合わせにつながらない、社長のこだわりを詰め込んだ結果ユーザーが知りたい情報に対応していない、といった失敗事例が中小企業の間で広く報告されています(出典:セブンデザイン)。

なぜマーケティングと一気通貫でできる業者を選ぶべきなのか?

結論として、ホームページ単体だけを作る業者に依頼すると、後からマーケティング視点での修正が必要になり、二度手間・二重コストになりやすいからです。

ホームページは、それ単体が目的ではなく、集客や採用力強化といった事業目的を達成するためのデジタル施策の一環です。良い制作会社であれば、公開して終わりではなく「公開後にどう展開してホームページに集客していくか」までセットで提案してきます。逆に、ホームページ制作だけを請け負う業者に依頼し、その後マーケティングを別の会社に依頼すると、マーケティング目線で必要な機能や情報が後から判明し、修正費用をかけて直す、最悪の場合はリニューアルになるというケースを僕は何度も聞いています。

今どんな指標をどう見て、公開後の集客をどう設計すべきか迷っている方は、一緒に整理することもできます。

良い業者はどうやって見分ければいいのか?

結論として、商談の場で「公開後の集客プランはどう考えていますか」と質問し、その回答の深さで判断するのが有効です。

「SNSで拡散して集客しましょう」といった一般論だけで返してくる業者は、今の時代誰でも言えることしか言っていません。一方、マーケティング視点をしっかり持っている業者であれば、「目的によって変わるので、もう少し詳しく質問させてください」と返してきます。

さらに見分けやすいのが、初回のヒアリングや商談で「そもそもこのホームページを作る目的は何ですか」から始めてくるかどうかです。キャッシュポイント(何で利益を生んでいるか)、ターゲット、売れている理由、依頼に至った背景といった事業理解を先にしっかり把握しようとしてくる業者は、経営視点・事業視点・マーケティング視点を持ったうえで、その一環としてホームページを位置づけて提案してきます。逆に、そうした質問が一切なく、デザインの好みやページ数の話から入ってくる業者は要注意です。

良い業者と悪い業者の商談での見分け方フロー
商談での特徴 悪い業者のサイン 良い業者のサイン
集客プランへの回答 「SNSで拡散して」など一般論で終わる 「目的によるので詳しく聞かせてください」と深掘りしてくる
ヒアリングの起点 デザインやページ数の話から入る 「そもそも作る目的は何ですか」から入る
事業理解 特に聞かれない ターゲット・売れてる理由・依頼背景まで聞かれる
公開後の対応 ファイル納品で終わり 集客展開まで提案してくる

すでにマーケ視点のない業者に頼んでしまった場合はどうすればいいのか?

結論として、すでに公開済みのホームページであっても、マーケターに監修してもらうことで、リニューアルより安く問題を解決できることが多いです。

サービス紹介ページのようなコンバージョンに直結するページは、LPの知識やキャッチコピーの知識がない制作会社に依頼すると、見た目は綺麗でも読む人の心を動かさない、意味のないページになりがちです。すでにそうした状態でホームページが公開されてしまっている場合、ゼロから作り直すのではなく、マーケターにファーストビューやキャッチコピーだけを監修してもらう形にすると、結果的に費用を抑えて成果につながる状態に近づけられます。

一人で戦略を抱え込まず、一緒に考えさせてください。

まとめ

ホームページ制作会社選びで一番危険なのは、価格やデザインの好みだけで決めてしまうことです。相場そのものが数万円から1,000万円以上まで幅があるため、価格だけを基準にすると判断を誤ります。見るべきは、公開後の集客プランまで踏み込んで提案してくるか、そもそもの事業目的をきちんとヒアリングしてくるかどうかです。すでに合わない業者に依頼してしまっていても、マーケター監修という形でやり直せる道はあります。ホームページは公開して終わりではなく、事業目的を達成するための一つの手段です。その前提を共有できる相手を選んでください。

よくある質問

Q. ホームページ制作の適正な相場はいくらですか? A. 目的によって数万円から1,000万円以上まで幅があります。中小企業の集客目的なら30万円〜50万円前後が一つの目安です。

Q. 安いホームページ制作会社は避けるべきですか? A. 一概には言えません。AIコーディング活用で安くても提案力がある会社もあります。ただし10万円を切る場合は公開後の提案があるか確認が必要です。

Q. 良い制作会社かどうかはどう見分ければいいですか? A. 「公開後の集客プランは?」と聞いた際、一般論で終わらず事業目的まで深掘りしてくるかで判断できます。

Q. すでに合わない業者に頼んでしまった場合、作り直すしかないですか? A. 必ずしもリニューアルが必要とは限りません。マーケターによる部分的な監修で解決できることもあります。

Q. ホームページとマーケティングは別々の会社に頼んでも大丈夫ですか? A. 可能ですが、後から機能追加や修正費用が発生しやすくなります。一気通貫で相談できる相手が望ましいです。

寺尾講平
寺尾講平

人材派遣・住宅設備(マイセット)・空間プロデュース会社UDS・島原観光ビューロー・コラビットと、マーケ担当不在の現場を渡り歩いてきた実務家。26歳でホームページ制作で独立し15年以上Web制作に従事。教育施設の立ち上げでは半年で受講生100人達成、島原観光ビューローでは観光情報発信サイトのディレクションや集客コンテンツを手がけ13年続いた観光コンテンツ(累計経済効果2億円超)を立ち上げ、コラビットには一人目マーケターとして入社し広告CPA65%削減・記事200本以上作成、その後マーケティングマネージャーとして年間数億円規模の予算を管理。現在は屋号デジマタクトでホームページ制作を入口に、AIを活用したマーケティングの仕組みごと提供し、中小企業の担当者1名でも運用できる体制づくりを支援。

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