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「仕事は稼ぐためだけ」と割り切れない僕が、友人との再会で気づいたこと

公開日: 2026-07-19更新日: 2026-07-21
「仕事は稼ぐためだけ」と割り切れない僕が、友人との再会で気づいたこと

仕事は生きるための手段でしかない、そう割り切れる人は多いと思います。でも僕はどうしてもそれができません。もし今この記事を読んでいるあなたが、個人事業主やソロプレナーとして独立しながら「なぜ自分はこの事業をやっているんだろう」「儲かる以外の理由がここにあるはずだ」と考えたことがあるなら、たぶん僕と同じ側の人間です。この記事は、そんなあなたに向けて書いています。

先日、大学時代の友人たちと5年ぶりに飲む機会があり、そこで自分の価値観を改めて突きつけられました。今日はそのときに感じたことと、そこにたどり着くまでの遠回りの話を、正直に書いておこうと思います。

なぜ僕は「仕事は食うため」と割り切れないのか?

僕が仕事を「食うための手段」と割り切れないのは、仕事を通じて何かを社会に残すことが、自分の人生の意味そのものだと感じているからです。

これは僕の両親、特に母の影響が大きいと思っています。両親は二人とも高校教師で、ともに仕事熱心な人でしたが、母は国語の教師として、現役時代は夜中の1時、2時まで毎日授業準備をしていましたし、70歳になった今も再任用で教壇に立ち、いまだに夜中まで授業準備をしています。

そんな、仕事が生活や人生の中心にある親の背中を見て育ったので、僕にとって仕事は「適当に済ませてしまったら、人生そのものが虚しくなってしまうもの」という感覚があります。仕事を通じて自分自身を思いっきり発揮して、社会に何かしらの良いものを残していく。そういう背中を、いつか自分の子どもたちにも見せたい。だから僕にとって働くというのは、稼ぐ以上の何かがあるものなんです。

久しぶりに会った大学の友人との一夜で、何を感じたのか?

友人たちとの再会で僕が感じたのは、自分は仕事に「なぜこれをやっているのか」という理由を求めずにはいられない人間だ、という再確認でした。

大学時代に仲の良かった8人で集まったのですが、そのうち5人は新卒で入った会社にずっと勤め続けていて、僕を含めた3人だけが転職していました。1人は大学で学んでいた分野とはまったく違う、父親の会社を継ぐ道に進んだ友人。もう1人はもともと建設系の仕事にいたのですが、「金になる」方向にキャリアを積み重ねていって、今は独立の準備をしているという友人。そして僕は、実際に独立している側の人間です。

もともと仕事の話ではあまり盛り上がらない集まりなのですが、その日もやっぱり「仕事なんて食うためにやるものだよね」「やりがいとか生きがいなんて求めないようにしてる」という空気が流れていました。正直に言うと、僕はその価値観に昔からずっと違和感を持っていて、20代の頃はその違和感を受け入れられず、数年間その集まりに顔を出さなかった時期もありました。

でも41歳になった今は、そういう生き方もあるよなと素直に思えます。同時に、いろんな生き方をしている友人たちと久しぶりに話したことで、自分がどちら側の人間なのかが、かえってはっきり見えました。僕はやっぱり、仕事にやりがいや生きがいを求めたいし、お金を稼ぐために仕方なく働くという割り切り方が、どうしてもできない人間なんだと。

大学の友人8人のキャリアの分岐

なぜ僕は「思いとそろばんの両輪」が必要だと思うようになったのか?

僕が「思いとそろばんの両輪」が必要だと思うようになったのは、思いだけで走って何も届かなかった苦い経験があるからです。

大学の友人との再会で、自分はやりがいや生きがいを仕事に求めずにはいられない人間だと改めて痛感しました。ただ、実際に事業主としてやっていく中では、その思いだけで突っ走ってはいけない、そろばんとの両輪が必要だという考えも、同じくらい強く持っています。それを最初に痛感させられたのが、20代の頃の「タビマナビ」という事業での経験です。強い思いだけを頼りに走らせた結果、まったく売れませんでした。

その後、思いとそろばんの両輪をどうにか成り立たせられないかと、いろんな先輩経営者に相談しました。でも返ってくるのは、決まって「それって儲かるの?」という言葉ばかりでした。その裏には「そんな儲からないことをやる意味があるの?」という意味合いが、はっきりと込められていました。

経営者や事業主にとっては、儲かることが善で、それ以外に事業の意味なんてない。そう言われているように感じて、当時の僕はかなり嫌な気持ちになりましたし、正直今でも同じことを言われると、昔ほどではないにせよ「ああ、この人とは話が合わないんだな」と思ってしまいます。それでも当時は、その価値観に押されて、結構もがきました。

マーケターとして、僕は何を大事にするようになったのか?

僕がマーケターになってから大事にするようになったのは、「思いを一旦脇に置いても、売ることそのものに価値がある」という感覚です。

そのもがきの中で、僕は一度そろばん側に思いっきり振り切ることにしました。売ることや数字を作ることそのものがミッションになる、マーケターという職種を思いっきりやってみたんです。年間数億円規模の予算を動かす立場で、さまざまな施策や戦略を実際に体感しました。

その中で見えてきたのは、思いを一旦脇に置いて売ることに徹しても、よほどの粗悪品でない限り、お客さんはついてくれるし、その人たちの人生に少なからず変化が起きて、感謝されるという事実でした。「なるほど、こういうことだったのか」と、自分の中で折り合いがついていった感覚があります。

だから今の僕は、儲かることに対して潔癖ではありません。ただ、根底にあるのは、やりがいや生きがいを仕事に求める人間だという自覚です。数字が積み上がっていくことや、ただ儲かるということだけでは、僕自身のモチベーションにはなりません。これから40年近く経営者・事業主としてやっていくことを考えると、儲かるからというだけでは、正直どこかで虚しくなってしまう。だからこそ、思いとそろばんの両軸でやっていきたいんです。

状態 思い そろばん(売る力) 結果
20代のタビマナビ時代 あった 弱かった 誰にも届かず終わった
マーケター時代 一旦脇に置いた 思いっきり振り切った お客さんの人生が変わった
今のデジマタクト ある 磨き続けている 届けたい人に届けている最中
思いとそろばんの両立モデル

今デジマタクトで個人事業主やひとり社長、いわゆるソロプレナーの支援を中心にしているのも、この気づきが理由です。組織の中では自分がやりたいことや理想を形にできず、独立を選ぶ人たちがいます。そういう思いを持って動いている人と一緒にいられることが、僕自身とても嬉しいし楽しいんです。ただ、いいものを持っているのに、それを売る技術を知らないまま埋もれてしまっている人も多い。そこを支援できたら、僕も嬉しい。

マーケティングは魔法のノウハウではありません。ユーザーが抱えている困りごとと、自社が提供できる解決策の間にある道を整備していくようなイメージです。もちろん、もともと価値のないものや、そもそもニーズのないことをやっている場合は話が別ですが、多くの場合は「本来持っている力ややりたいことを、正しく社会に届ける」ための調整が足りていないだけです。実際、キャリアの変化を考える人の半数近くが独立や副業の準備を並行して進めているという調査結果もあり(出典:freee「独立・起業に関する意識調査」)、思いを持って独立を考える人自体は、これからも増えていくはずです。

僕自身も自社サービスを、少額かつ無名の状態からどう売るかを、コンサルタントとしてではなく、日々の実務として今もやっています。だからこそ、同じ立場で話ができると思っています。

どんな人と、僕は一緒に仕事がしたいのか?

僕が一緒に仕事をしたいのは、儲かること以上の理由を持って事業をやっていて、それでも「本当にこれで食っていけるのか」ともがいている人です。

今、会社の中で悶々としていて、独立したいけどどうしようか迷っている人。もう独立すると決めているけれど、周りの経営者から「それって儲かるの?」と言われて、嫌な気持ちになったことがある人。その気持ち、僕にはすごくよく分かります。僕自身が20代の頃、まったく同じ言葉を投げかけられて、儲かることだけが正解なのかともがいた経験があるからです。

だから、僕は「儲かるんですか」と一言で切って捨てるようなことはしません。思いを持って始めた人ほど、そろばんも一緒に磨いていく必要がある。それを、僕自身がもがき苦しんで見つけた答えとして、同じ目線で伝えたいと思っています。偉いコンサルタントとして教える立場ではなく、今も同じ場所でもがき続けている一人として。

もしこの記事を読んで、少しでも「分かる」と感じてもらえたなら、支援するとかしないとか関係なく、一度気軽に話してみませんか。同じような思いを持って仕事をしている人と話すこと自体が、僕にとってはとても楽しい時間なんです。

まとめ

大学の友人たちとの再会は、仕事についてあまり深く話す集まりではありませんでしたが、それでも僕に大事な確認をさせてくれました。仕事を食うための手段と割り切れる人がいて、それも一つの生き方です。でも僕はどうしても、そこに自分の思いや生き様を込めたい人間で、そのために20代の頃は思いだけで突っ走って失敗もしました。今は、思いとそろばんの両方が揃って初めて、その思いが誰かに届くのだと分かっています。もしあなたも同じようにもがきながら事業を続けているなら、その苦しさごと、一度話してみませんか。

よくある質問

Q. 独立や起業は「思い」だけで始めても大丈夫ですか? A. 思いはとても大切な出発点ですが、それだけでは事業は続きません。売るための工夫や仕組みづくりも同時に磨いていく必要があります。

Q. 「儲かるの?」と聞かれるのが辛いのですが、どう考えればいいですか? A. 儲かることを善とする価値観と、あなたの価値観が違うだけです。ただ、そろばんを磨く努力は並行して続けてみてください。

Q. マーケティングと聞くと難しそうで苦手意識があります。 A. マーケティングは魔法のノウハウではなく、お客さんの困りごとと自社の解決策をつなぐ道を整備することです。特別な才能がなくても取り組めます。

Q. デジマタクトにはどんな相談ができますか? A. 支援を前提にしなくても大丈夫です。同じように思いを持って事業をしている方とであれば、まず話をすること自体を歓迎しています。

(この記事は【スキマ時間にAIインタビューに答えるだけで記事になるコトポスト】で作成しています)

寺尾講平
寺尾講平

個人事業主(ソロプレナー)の「売上が伸びない」「発信が続かない」を、AIとコンテンツマーケティングで解決する専門家。大手企業のオウンドメディア立ち上げ・コンテンツマーケティング支援を皮切りに、事業会社のマーケティング責任者として年間2億円規模のマーケティング予算を統括。自らも週2本ペースで2年間、200〜300本の記事を執筆し、記事制作のディレクションも担いながらコンテンツマーケティングを現場で回し続けてきた。広告だけに頼らない仕組みづくりを志向し、コンテンツマーケティングとの掛け合わせで3年間で事業売上約20倍の成長を牽引。BtoB(SaaS)領域では広告費に依存しないリード獲得スキームを構築し、MRR1,000万円超を達成。事業主として7つの新規事業立ち上げ・会社経営を経験しており、職業マーケターとしての実務経験と両方を持つのが最大の強み。個人事業主が単価の壁で頼れなかったプロのマーケティング支援を、AIを武器に届けている。

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